TOP>金魚すくいの金魚

お祭りなどの金魚すくいで獲った金魚は、過密な飼育環境でポイで追いかけ回されて疲れています。すくえる金魚というのは元気ですくえない金魚と違って確実に弱っている金魚となります。中には病気になっている場合もあります。無事育てていくのはなかなか難しいでが、下記の飼育手順を参考にして金魚すくいの金魚を無事に育てていきましょう。初めの一週間を生き抜けた金魚は順調に育ってくれます。初めの一週間の対応がとても重要です。金魚すくいで獲った金魚はなるべく、すぐに家に持ち帰り静養させてあげましょう。バケツやできるだけ大きい容器(衣装ケースなど)に必ずカルキ(塩素)を抜いた水を入れましょう。普通の水道水では確実に死んでしまいます。カルキ抜き液はホームセンターやペットショップで売っています。また水中に酸素を供給するエアレーション(ぶくぶく)も用意しましょう。容器にカルキを抜いた水を入れたら、食塩を入れて溶かします。「えっ塩いれるの?」と思われますが食塩浴と言って、弱っている金魚や病気になっている金魚を回復させるのに有効です。食塩は1リットルに対して5グラムを入れます。10リットルで塩50グラム。50グラムの量となると結構たくさんいるのでビックリしますが、それが適正です。塩を入れて塩が溶けるようにかき混ぜましょう。エアレーション(ぶくぶく)も容器内にセットしておきます。容器の準備ができたら金魚を袋のまま容器の中に浮かべて容器の水温と袋の水温を合わせます。30分〜1時間くらいあれば同じ水温になりますので金魚を容器の方に移しましょう。金魚は網があれば網で、なければ手で優しく容器に移し袋の水は汚染されている場合が多いので容器には入れないで捨てましょう。エサは一週間は与えないで様子をみましょう。弱っている時にエサを与えるとかえって弱ってしまいます。金魚は1週間くらいは絶食しても問題ありませんので安心して下さい。また、塩水浴中にフンをした場合は水換えをしましょう。水換えは水温が急激に変らない様に容器の1/3くらいの水を交換しフンを必ず取り除きましょう。フンをそのまま放置すると、猛毒のアンモニアが水中に充満し金魚が死んでしまいます。1週間は塩水で水換えをして下さい。容器に日陰を作ってやると金魚が安心します。塩水浴をしている間に、これから金魚を長く飼育する水槽を用意しましょう。水槽はなるべく60センチ以上の水槽を用意しましょう。「金魚が小さいから小さい水槽でいいのでわ?」と思われる方もいますが、今は5センチくらいの金魚でも大人になれば30センチくらいになります。ですので結局大きい水槽が必要になります。置き場所に余裕があるなら初めから水量の多い水槽を選びましょう。水量が多い程、水質は安定します。水槽の目安として1センチの金魚で1リットルの水量が最低限必要です。金魚が5cmで5匹の場合5×5=25リットル以上の水量が入る水槽が最低限必要となります。水槽の底にはフンを分解して無毒化するバクテリアが住みやすい様に、砂や砂利などを敷きましょう。水槽がセットできたらカルキ抜きをした水を入れ、エアレーションとフィルター(濾過装置)を稼働させてバクテリアの発生を促します。また水草などを植えると金魚のエサにもなりますし、光合成によって水中に酸素を供給してくれます。塩水浴してから一週間経って金魚に異常が無く元気な様でしたら準備しておいた水槽に引っ越しさせましょう。この時、初めに水温を合わせた様に袋などに入れて新しい水槽の水温と塩水浴していた塩水の水温を合わせましょう。エサは初めの内は3日に1回くらいで様子をみましょう。問題なければ1日1〜2回エサを3分くらいで食べきれる量を与えます。与えすぎは食べ残しで水質が悪くなり金魚に悪影響ですので、くれぐれも与え過ぎない様にしましょう。すくないかな?程度がベストです。また、1〜2週間はフンや汚れを分解するバクテリアがまだ発生していないので、3日に1回水槽の水を1/3入れ替えしましょう。一ヶ月もすればバクテリアも発生して水質も安定してきますので、水換えも1〜2週間に1回くらいで済むと思います。一ヶ月無事に経過すれば金魚すくいの金魚の飼育も順調に軌道に乗ったと言えます。
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